あぁ、もう、うっざい。 あたしだって馬鹿じゃないんだから、こんな雪の中、わざわざ歩こうなんて思わないし。 話を繋げようとしてくる先生に、嫌気がさす。 適当に、話合わせてくれればいいじゃん。 大体、なんであたしがアンタに行き先を教えなきゃいけないのよ。 『そうですね。じゃあ、家に戻ります。』 でも、いくら心で悪態をついたって、それを表面に出すことは許されない。 少しだけ、しょんぼりして見せて。寂しそうに笑って見せる。