散らばっていた、ローファー。 かかとが固いそれに足を半場強引にいれながら、不完全なまま外に出る。 『……っ』 ――…雪、だ。 外に出た瞬間、見えた景色は溢れるばかりの白で。 あたしの視界をごまかすかのように、今にも水になりそうな雪が降っていた。