まるで、時が止まったよう。


あたしは、リューガの目を
リューガは、あたしの目を


2つの視線が繋がってしまうんじゃないかってくらい、お互いが視線を逸らさない。



「うん。」

『ここじゃ、話づらい内容なんだけど…。』

「…うん。」



きっと、リューガは気づいてる。


あたしが話したいこと。あたしがリューガとなりたい、関係。


わかっていて、あたしは目を潤ませ、上目遣いで彼を見つめた。