シュガー*エッセンス(加筆修正中)




「とりあえず、俺の家いこっか。」

『……。』

「な?」



センセーに誘導されるかのように、頷く。


センセーはまた、太陽のように目を細めて笑っていたの。



「行こっか。」



―…まるで、最初からこうなる運命だったみたいに。


あたしは差し出された右手を、ギュッと握っていたんだ。