赤い下着の主




 そして、翌日。

「牧野、お前太りすぎだろー」

「いやー、何かと酒を飲む機会が多くて。優、お前また背ぇ伸びたんじゃね?」

「伸びてねーし。つーか原田、お前も十分太ったから」

「それを言うなよー」

 という会話をしながら、牧野の車で向かった母校。

 6年間を過ごした懐かしい校舎は、7年間の間に塗装をやり直したらしく、卒業した頃より新しく見えた。

「懐かしいなー」

 と言いながら車を停め、職員玄関から校舎の中へ入る。

 学校へ行こうと言い出した牧野が、受付と書かれた窓の横の呼び鈴を押した。