赤い下着の主






 付属の軽量カップに水を入れ、本体に注ぎ込む。

 その上にオイルを垂らし、カバーを取り付ける。

 スイッチを入れ、ライトを淡い方に設定し、ぼんやりとミストを吐き出し始めるのを待つ。

 ミストが出始めるとじょじょにグレープフルーツの香りがし始めて、その涼しい香りを堪能しながら目を閉じてベッドへと横になった。

 グレープフルーツのオイルを使ったのは、久々のことだった。

 滅多に使わないようにしていた。

 この香りを嗅ぐと、なぜか官能的な気分に陥ってしまうからだ。