赤い下着の主


 優はそこで初めて状況を理解した。

 青い男は一人ではなく、2~3人部屋を動き回っている。

 優は目の前で繰り広げられている光景が信じられず、ただ呆然としてその様子を窓越しに眺めた。

 そのうち青い人影の中に、一人だけ白い服を着た女を発見した。

 女は青い男たちに何か話しかけて、ふと優の方に目を向けた。

 当然優と目が合う。

 ふと表情を変え、気を引き締めたような顔でこちらの方へと向かってきた。

 優は何かを察し、窓を開錠してベランダへと出た。

「どういうこと? 先生」

 そう問うと、玉置はメガネをクイッと上げてたった一言。