赤い下着の主




 学校を卒業し、大学に入学するまでの、宿題もなくほとんど予定もない、ただダラダラするだけの束の間を過ごしていた優は、この日も昼ごろに目を覚ました。

 昨日に比べて暖かい。

 不安定な気温の変化に、寒い冬から暖かい春へ季節の移り変わりを感じる。

 優は目を覚ましてから、ふと奇妙な物音に気が付いた。

 ふとベランダの方へと目を向ける。

 起き上がりカーテンを開けると、レース越しに向かいのベランダに青い服を身につけた人影が見えた。

 不思議に思いレースも開けてみると、優の目に衝撃的な映像が飛び込んできた。