赤い下着の主


 玉置に早く会いたいが、急ぐこともあるまい。

 ご近所さんなのだから慌てなくてもいい。

 彼女と会うのなら、むしろ学校でない方が都合が良いのだ。

 原田と牧野は

「あとでミナミちゃん画像送ってやるよ」

 などと言いながら、職員室へと消えていった。

 優が部室に到着すると、盛大なクラッカー音で迎えられた。

 青春を共に過ごした仲間たちとの、ささやかな別れのパーティーだ。

 別れと言っても大学では優の先輩たちが作ったサークルで共にプレイすることになるだろう。