赤い下着の主


「あーっ! 梶原先輩!」

 という叫び声に振り向くと、サッカー部の後輩たちだった。

「やっと見つけましたよ」

「部室に集合って言ったじゃないっすかー」

 などと言いながら優に群がってきた。

「えっ? そうだっけ?」

「そうですよー。もうみんないるんですから」

 そういえばそんなメールが来ていたような気もする。

 優は原田と牧野に

「わりぃ、俺行ってくるわ」

 と断りをいれ、後輩たちに引きずられるように部室へと連行されたのだった。