赤い下着の主


 ピーンポーン

 美奈実の部屋についているのとは違う音がした。

 しばらくして、

「はーい」

 と甲高い女性の声がした。

 恐らく、梶原の母親である。

「○○学園高等部の玉置と申します」

 教師口調でそう応答すると、梶原の母は更に甲高い声を上げた。

「まぁー! 先生でいらっしゃいますか! ただいま参りますね!」

 すぐにインターフォンは切れ、数秒後には扉が開く。

「お待たせしましたー、先生。いつも息子がお世話になっておりますー」