赤い下着の主


 そして何の音沙汰もない土日を終え、新たな一週間を迎えた月曜日。

 優はため息ばかりをこぼして原田と牧野に呆れられていた。

 トイレに出向いた帰りに向かい側の校舎にある職員室に目を馳せる。

 ここからも玉置の所在は確認できない。

「はぁ……」

 しばらく会わないだけで、こんなにも自分が空っぽになるなんて。

 優の息で窓が曇り、晴れた。

 その時だった。

「梶原君」