赤い下着の主


 梶原と肌を重ねるようになってから、美奈実は自らの老いを感じるようになってきた。

 もちろん美奈実とてまだ若いし美しいが、梶原はずっとずっと若い。

 何せまだ高校生だ。

 そんな彼に、みっともない体を晒すのは恥ずかしい。

 いつ梶原が部屋に乗り込んできてもいいように、常にベストのコンディションでいたい。

 オバサンだなんて、思われたくない。

 可愛い、なんて口では言っているけれど、心の中ではどう思っているかなんてわからないのだから。

 念入りに肌の手入れをして、早めにベッドへ入る。

 できることなら、梶原の夢を見たいと願う。