宮川はある程度両脚を揉み終えると、思い出したように玉置の顔を覗いた。
「そういえば玉城先生、FSできましたかぁ?」
ドキリ。
「いえ、今のところは」
「そっかぁ。1年はまだ幼いですもんね。でもねぇ、2年生になると変わりますよー」
今の梶原たちが1年生の頃から面倒を見ている彼女は、懐かしむように目を閉じる。
「男の子なんか、幼かった子が急に大人っぽくなってきたりしますから」
梶原の入学当時はどうだったんだろう。
「へぇ、そうなんですね」
「でもぉ、私のFSの子なんかは、身長ばっかりスクスク伸びて、顔は入学当時のままですけどねー」



