赤い下着の主


 切ない顔をした梶原は、泣きそうな顔をしていた。

「十分大人びてるじゃない、顔以外は」

 もしもっと大人だったら、

 きっと私を求めたりしない。

 だから今はそのままでいてほしい。

「先生、好きです」

「え……?」

 心がドキッと震えた。

「俺、マジで先生のこと好きです」

 ほんと?

 私のこと、誰よりも好き?

 だけど、

「そんなこと、言われても……」

 困る。

 だって、あなたは生徒。

 自分の気持ちに気付いたって、

 口には出せない……。

「余計なことは言わないから、気持ちだけ受け取って」