人心は、木漏れ日に似る

「須藤先生」


沖下がたしなめるように言うと、須藤は真面目な顔になる。

真剣な表情で、須藤は海里とほのみに言った。


「……他学校との交流が、この合宿の目的の1つ。

江上さんは誤解されやすいというか、そういう所があるけど……

頼むよ。
あいつのこと、ちゃんと見てやってくれ。

僕達先生も、君達のことを頼りにしてるからね」


須藤はそう告げると、再びにかっと笑って、宿舎の中へ戻っていった。