感想ノート
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現夜知樂 2008/08/15 09:18
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夜「そうだね。
命の息吹は。
短命なほど。
一生懸命生きているものほど、わかるものだよね?
花も……ヒトと同じか……」
(夜、はちょっとめを閉じて考えて)
夜「ねぇ、ルーシャ。
お前の耳は、どれくらい聞こえるんだろう?
もし、お前の耳が、ヒトよりもほんの少し良ければ。
もしかしたら、僕は、秘密の魔法を一つ。
かけるコトができるかもしれない」
(夜は微笑んで)
夜「コウモリという動物は、目が見えなくても超音波を出して、空間を把握する。
ヒトの中にでさえ。
盲目なヒトが音を出してものの位置を把握するコトもあるみたいだ。
もし、ルーシャの耳に聞こえるなら。
僕は、その空間把握の音を出すコトができるから。
花畑や他の見たい場所を「聞く」コトができるかもしれない。
さすがに、色までは、見せられないけど……
やって見る?」祠 2008/08/15 01:59
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ルーシャ「目が見えたら、きっと素敵だと思う。
でも目が見えたら私には何もわからないわ」
そっと夜の頬に触れ
ルーシャ「花はきっと、夜にとっての人のようなもの。
儚くて、短命で、でも確かに命を繋いでる。
だからこんなに愛しく感じる。
指先から、ちゃんと伝わって来るのよ?」現夜知樂 2008/08/13 17:25
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夜「そうか……
花は、見て楽しむモノだと思っていたけれど……
触っても優しいモノだったんだね?
知らなかったよ。
こんなに長く生きてきたのに知らないことがあるっておかしい、ね?」
(夜は微笑んで)
夜「でもやっぱり、僕は……
お前に、花の美しさを見せてあげられたらいいのに、と思うよ……」
(残念そうに)祠 2008/08/13 17:07
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嬉しそうに微笑む
ルーシャ「そんな事言って、ただ夜とお話がしたいだけなの」
そうだなぁ、と少し考える
ルーシャ「そういえば、最近花畑に行ったわ。
あんなに花の咲いてる所は初めてだった。
花は触るととても優しいから好き」
ふふって笑う現夜知樂 2008/08/12 23:27
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夜「ごめんね。
泣かせてしまったね?」
(ルーシャの背をぽんぽんと叩き。
微笑んで)
夜「どんな話がしたいんだ?」祠 2008/08/11 07:09
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ルーシャ「……ジェイにも同じ事言われたわ」
柔らかく苦笑する
ルーシャ「ごめんなさい。
きっと"僕"を知ってる人が他にいなかったからつい甘えてしまったんだわ」
ごしごしと目元を擦る。
白い肌の目尻の辺りが少し赤くなる。
ルーシャ「こんなつまらないお話をしに来たのではないのよ?
せっかく約束が果たせたのだから、楽しいお話じゃないと」
にこりと微笑み現夜知樂 2008/08/10 22:53
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(ルーシャの涙を、人差し指で拭いて)
夜「では、ルーシャ。
今もまた。
過去と同じように、暗いどこかに捕らわれているのかい?
そして。
お前には、まったく同じ運命が待っているのかい?
違うでしょう?
過去の記憶ばかりに捕らわれて、ばかりではいけない。
でないと「ルーシャ」が可哀想だよ。
リアンの記憶は、同じ過ちをおかさないための道標ぐらいの気持ちでいなくちゃ、ね?」祠 2008/08/10 20:57
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ルーシャ「私は…僕を、失ってないもの…」
瞳を涙で潤ませる
ルーシャ「私はまだ過去に捕われてる。
身体は新しいかもしれないでも…魂は、確かに年月を経たものだよ………夜…」現夜知樂 2008/08/10 13:02
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(夜はルーシャの手を取って)
夜「そんな罰、などあるものか。
お前がまた、特別な身体に生まれついたのはきっと。
何か、理由があるからに違いない」
(夜は、悲しそうに微笑んで)
夜「でないと、せっかく生まれ変わって、新しくなった魂と身体が可哀想すぎるよ?
生まれ変わりの特許は。
過去を全て失う代わりに。
過去のしがらみを、全て無くしてくれることだと僕は、思ってる」祠 2008/08/10 04:55
驚いて目を見開く
ルーシャ「そんな事が出来るの…?
…やってみる」
コクンと頷き