「私持ってるよ」


「おっ!!


 雛形ちゃんナイス~」



私だった。



だって、コレも復讐。


復讐してあげないと。



私は、鞄の中を探る。


「はい。


 どーぞ!」


「さんきゅ!」


受け取った男子は笑いながら


亜夢の教科書を引き裂いていった。