「ねー、みんな!


 ここにゴミがあるんだけど!!」


クラスの女子が指したのは


亜夢の教科書、ノート。


「やだ~!!


 紙くず!


 花沢みたい~!」


「ほんとだ!」


「でも、紙くずだったら


 ほんとに紙くずにしてやらねぇと。」


「だな!


 ハサミ、誰か持ってねぇ?」


その声に応えたのは…