慟哭の彼方
ファンタジー
完
0
- 作品番号
- 616019
- 最終更新
- 2011/09/17
- 総文字数
- 34,563
- ページ数
- 126ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,690
- いいね数
- 0
―魔女の絵を見ると
願い事がひとつ叶う―
そう言ったのは誰だったか。
他愛もない噂が噂を呼んで
人をも呼び寄せた。
それは
誰より強い願いをもつ
ゆるぎない信念の持ち主たちだった。
ファンさま限定小説開始。
bikke様
東雲 葵様
週間少年χ烈火63号様
素敵なレビューありがとうございます!
この作品のレビュー
願いを叶え生きていく 人はそんな生き物 けど願い1つが良くも悪くも変わる人生もあるもんだ。 嘘をつけないって一見良さそうに思えるけど、よく考えてみれば……。 嘘はつかないにこしたことはないけど、TPOに合わせたらどうしても必要な時もある。お世辞も度が過ぎれば嘘っぽくなるし。 なかなかに深い物語でした。ファン様限定にするには勿体ないかもしれません。
【魔法】…【人間の力では成しえない、不思議なことを行う術】と、辞書にある。 時にそれは、私たち作家にとって、不可能を可能に変えるとても便利な道具となるし、あどけない子供たちに無限の夢を与える薬になる。 けれど、この作品で【魔法】を使う魔女は、いつも苦しそうだ。人間には成しえない不思議な力を持つ彼女が、何故そんなに嘆き悲しむのか―… 「あなたの願い事は?」 魔女は今日も尋ねる。 【魔法】の限界を感じながら。彼女を訪ねた人、一人一人の苦しみをその身に背負いながら。 実は誰より慟哭しているのは、彼女なのかもしれないと思った。 与えてばかりの彼女にも、傍らに寄り添う温かい色の光がある事が、一筋の救い。 結永さんならではの、一風変わった「願い事をひとつだけ」。 感動が、ひたひたと心の襞に染み渡ります。
この作品の感想ノート
葵さん
こんにちは!
葵さんのたくさんの励ましの言葉を胸にここまで頑張ってこれました…っ(/_;)
決して2人は甘甘、とはいかないんですよね。
近づきすぎず離れすぎず、そっと側にいる程度で一生寄り添っていくんだと思います。
今回、万能だとされる魔法の不可能さをどうしても出したかったんです。
なので3話を認めてもらうことができてうれしいです(^^)
きっとマイラスも喜んでいます。
いつも応援ありがとうございます!
結永さん、こんにちは。
完結、おめでとうございます!(*^▽^)/
しばらく自作にかかりきりでご無沙汰している間に…完結っ!
最終話、それぞれが想いを昇華させましたね。チェルシーとアルスもお互いの存在を認め合って、静かに寄り添えて良かったです。(涙)
3話について。
個人的にこのバランスで入るのが、現実的で良いなぁと思いました。だってリアルでは、悲しいけれど救えない事態は絶対に存在するので。
差し出した手が、無情にも届かない事って、あるんですよね。その部分をちゃんと書かれた結永さんに惚れ直しました。(ポッ)←
ファン限定小説、ありがとうございました!
たっぷり、堪能させていただき幸せです。
bikkeさん
完結後一番乗りの素敵な感想、ありがとうございます(*´∇`*)
そうなんです。
願い事が叶ったからといって、すべての人が幸せになれるわけではありません。
あの青年もきっと、叫んだだけで気持ちが晴れるというわけではないでしょう。
でもいつかきっと彼もマイラスのいない世界で幸せになれる日が来るはずです。
チェルシーの店は年中無休です。
bikkeさんもぜひいかがですか?
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…