ロンリーウルフ


あぁ、と声を漏らすのと同時に、下半身に感じた違和感。

あたしはもうひとつ嫌なことを思い出した。

生意気にもあたしの体に腕を回し、抱きつくような体勢の金髪少年。

このとんでもない拾い物のせいで、案の定1限の講義が聞けなくなってしまった。

気持ち良さそうに寝息を立てやがって。

輝く髪に触れる。

前髪を上げると青くなったアザが見えた。

意地悪でアザを軽く押すと、巻き付く腕がピクリと動く。