「別に。寝てただけ」 「ゴミ捨て場が好きなの?」 「まあね」 どうやら本当のことは言いたくないらしい。 あたしは転がり、左を向いた。 暗闇にかすかにレイヤの横顔が見えた。 「ケガは、ケンカ?」 「まあね」 「痛くない?」 「そりゃ痛ぇよ」 「今も?」 「……多少は」