「がぁっ……」


最後の一人が、うめいて倒れた。



あーすっきりした。



これだけ大暴れしたの久しぶり!






「一応、礼を言っておくべきか?リィナ」


ご機嫌なあたしに、イケメンが話しかけてきた。



「いえいえ、お気になさらずに。っていうか何であたしの名前知ってんの?」


あたしの言葉に、イケメンは少し驚いた様に目を見開いた。