ま、そんな感じの軽食だからすぐ食べ終わってしまう。 あたしはボーっと木々を見つめていた。 すると、木々の向こう側に誰かが来た。 誰だろう? ちょっと身を乗り出して木々の隙間から覗き見た。 無造作な黒い髪に端正な顔。 ヤバい、タイプかも……。