あたしは力が抜け その場に座り込んだ 「アハハ 終わっちゃった アハハ」 「おい!ちーちゃん 声が出るじゃないか!」 「あっ・・・ ホントだ」 「さっきの人 追わなくていいのか?」 「もう何回もすれ違ってんだから この先もずっとこのままだよ どっちかが追いかけて どっちかが素直になれなくて だからもういいよ」 「よくないだろう!」 「いいんだって! それにあたし ずっとこの町で暮らそうかなって・・・」 すると 東さんはアパートを飛び出して行った