やっと 長い長い今日の入社式と説明会は終わりを告げた
朝はみんな張り切って元気だったのに 今ではみんな顔に色気もないくらい疲れてる
あたしは一番仲良くなった稲本さんと晩御飯でも食べて帰ろうかと言うことになった
「稲本さんってさぁ~お嬢様系だよね」
「ちょっと!!なんか稲本さんって呼ぶの嫌だなぁ~親しみ感がないじゃん」
「そうだねぇー下の名前で呼ぼうか!あたしは千春でいいから」
「あたしは百音
そしてあたしは全然お嬢様じゃないから むしろ 『うそぉ~こんな性格?最悪』って思うかも知れない だけど 仲良くしてね」