sweet memory



百音たちと会って普通の世間話に花が咲く


あたしは 移動のことを言おうかと 何度も思ったが言葉を飲み込んだ


結局言い出せなかったのだ




数日後


偶然に知恵さんに会った


「少し話さない?」


と 言われ二人で喫茶店へ入った


「どう?結婚準備進んでる」


「うん・・・まぁーね」


そっか…


「あなた平気なの?」


「えっ?」


「あたしと雅紀くんのこと
あたし知ってるんだ あなたたち二人の関係」