sweet memory



あたしはその瞬間 持ってた書類を落とした


婚約者なんて知らない!!!聞いてない


それに今 雅紀くんと付き合ってるのはあたしでしょう?


あたしに好きだと言ってくれたじゃん



翼が書類を拾ってくれながら


「千春 大丈夫か?」


と 心配してくれる


「手が滑っただけだから」


「店長と付き合ってんだろ?お前が今彼女なんだろう?」


「どうしてそれを?」


「見ててわかるよ だけど このことちゃんと話さないといけないと思うよ いつでもオレ相談に乗るから」


「うんありがとう」


二人の様子をちらっと見ると


まるで兄妹のよう・・・いややっぱり恋人同士のように仲良く話してる