セカンドラブ



先輩が帰って来たので


神戸行きを伝えた


父さんが言ってたような さみしがるとか全くない


『そうか』みたいな感じ


「そう言えば 先輩彼女と別れた?」


「別れてないよ 一時期距離を置いてたけどな いちいちめんどくさいこと言うから避けてた」


はぁ その時だったんだ あたしに言って来たのは・・・


「それがどうした?」


「あたし呼び出されちゃって みんなの注目の的だったんだよ」


「え?美里が?」


「そう!もうあれからは呼びだされてないけどね」


「なんかされた?」


「うん 色々と もういいけどね」


「よくないだろう 謝らさないと」