そして、白衣を着た数名の人で、そこが病院だということを把握。 「大丈夫?意識、はっきりしてますか?」 医者らしき人が、睦月の顔の前で手を振る。 意識は大丈夫。 だが、自分がなぜこんなところに居るのか分からない。 この間まで沖田の時代にいて、帰ってきて・・・ だから海の砂浜で目覚めるつもりだった。 だが、ここは病院。 誰か説明してくれ。 そう頼む前に、隣にいた恵理が口を開いた。