だが逆に、睦月と2人きりという考えも出来る。 沖田は平常を装うも、心の中では喜んでいた。 「とりあえず、座ってください」 あまりにも静かすぎて、改めて心臓がドキドキと鳴り出す。 そんな静かな部屋に、沖田の睦月を呼ぶ声が響く。 「睦月・・・・」 「は、はい」 緊張で声が震えるも、その返事は沖田の耳に届いていた。