「むーつき。何その格好」 「睦月がブレザーねぇ・・・」 「てか、来るの遅くない?またうちら待たせる気?」 そこにはそれぞれの高校の制服を着た、恵理、美奈、真帆がいた。 「みんな・・・?」 「今日から、学校に行ってもあたしらいないんだからね」 当たり前のことを言う恵理だが、睦月はその言葉に驚いた。 「ちゃんと友達作るんだよ?」 「睦月は1人でボーってしてるタイプだから心配だなー」 「ちょっとーあたしだって友達くらいっ」 言って気づいた。 みんな不安なんだ。