……それから。 お昼ご飯を食べる場所までの移動はバス。 クラス毎にバスに乗る。 私の隣は…… 「おまえさ……」 なんだか、黒ーいオーラを放っている爽。 「……な、何でしょうか?」 何故か敬語になってしまう。 私達が座っている場所は、後ろからニ番目の席。 で、通路を挟んでその横には斉藤と新谷。 城井は、他の人と私達の前に座っている。 「……」 爽は、じーっと私を見つめる。