―――――――――― ―――――――― ―――――― ――ガチャッ 学園長室につくなり、 「おじーちゃんっ!」 「し、失礼します……」 花梨ちゃんは、嬉しそうにパアッと表情を明るくさせた。 「おうっ。花梨、どうだ?学校生活は」 「えっへへー。 私ね、柚希くんと友達になったの!」 「それは、よかったなぁ」 学園長は、目尻を下げた。 「でねっ!おじーちゃんっ! 私、決めたのっ!」