月夜に舞う桜華




「………俺は、雅龍の五代目だ」

「………」

「総長ってのは良い意味でも悪い意味でも注目される」


それでも、雅龍のメンバーは、俺を慕い、信んじてくれている。


「だから、俺は、総長として仲間を護らなければならない」

「…………」

「俺は、仲間を雅龍を誇らしく思ってる」


特にあの三人はな。


「五代目の俺がそう思うんだ………創ったお前は、尚更思うはずだろ」


違うのか?と聞かれる。
あたしは、黙る。


雅龍………下の連中に対してはわからないがあの三人について朔夜が信用しているのは分かる。
朔夜は、依存している。


あの頃のあたしのように。


確かにあたしはあれを創った。
朔夜の言う通り誇らしく思っていた。