月夜に舞う桜華




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小さな情報から、手掛かりを探して俺は、漸く桜姫の居場所に辿り着いた。


やっと、やっと桜姫に会える………また、一緒に居られる。


そう思っていたのに、やっとの思いで見つけた桜姫の側には別の奴がいた。


雅龍。その名を知らない奴はいない。
皇蘭よりも強いだろうチームのトップと桜姫は一緒にいた。


(俺達の場所だったのに)


俺達がいた場所に違う奴が当たり前のようにいる。
そのことに腸が煮えくり返るような想いをしたのもまた事実だった。






「あ、今日は椿さんも来るみたいですよ」

思い出したかのように晶が眼鏡をあげながら報告する。


「「「まじかよっ!?」」」


異口同音。ここまで揃うのも気持ちが悪い。