斉藤のキャラからして、心配なんですけど……。 いすに座らず、その場に立ちつくす私に。 私の気持ちを察したのか、 「俺、こう見えても 4人兄弟の1番上の長男だぜ? けがの手当てなんて、もう慣れてるし」 ムスッとして言った。 あ、そうなんだ……。 じゃ、信用していいよね……? 私はいすに座った。