ヒミツのお姫様☆



斉藤のキャラからして、心配なんですけど……。


いすに座らず、その場に立ちつくす私に。


私の気持ちを察したのか、


「俺、こう見えても
4人兄弟の1番上の長男だぜ?
けがの手当てなんて、もう慣れてるし」


ムスッとして言った。


あ、そうなんだ……。


じゃ、信用していいよね……?


私はいすに座った。