とか、心の中で思いながら一応、女だとバレたらいけない身分なので、否定の言葉を口にしてみる。 「ち、ちげぇよ。 わ……俺は女じゃねぇ」 う゛ぅ……。 い、一応、男の子っぽく喋ってるつもりだけど……。 今まで、男の子と喋ったことないからわかんないよ!! 「あ、なんか……動揺してる?」 くすっと笑い、八王子くんは綺麗な顔を傾けた。