どんな気持ちだろう


長い年月を共に
生きてきた夫を亡くす
という気分



想像を遥かに越える



…絶望…?



母に急かされ
おばあちゃんに挨拶しに
行く


「おばあちゃん…」


「あぁ!よう来たね…」


「…うん…」


「それ学校の制服?
おばあちゃん見るの
初めてやわ」


「そうやった?」


「そういえばこないだ
お土産で貰った風鈴
風が吹くと良い音鳴るわ」


「ホント!よかった」


「おじいちゃんとな
聞いとったんよ
それ聞くと
おじいちゃん寝てってなぁ…」


「そっか…」