『ちょっと…!』 慌てて直也に駆け寄り、ラブレターを破く手を阻止する。 こんなの、あんまりだ。 そりゃあ、私だって、直也が菜穂ちゃんの気持ちを知らなければいいと思ってたけど…。 菜穂ちゃんの気持ちを知っててこんなことをするなんて、酷すぎるよ。 『なにやってんの!?』 ラブレターの片割れを直也から奪い、地面に落ちたものも拾い集める。 …大丈夫。まだそこまで粉々になってない。 繋げば元に戻る。