直也はいつだって、私の光であり、好きな人であり、生きる意味だったから。 これからもずっと私を支えてくれて、私を導いてくれる。 根拠もないけど、そう思ってた。 ――…ねぇ。 直也は覚えてる? ボロボロだった私を慰めるように、直也が私に言ってくれた言葉。 “俺だって、同じだよ” 今ならその言葉の意味、はっきりとわかる気がするんだ。 ―――――――――… ――――――――… ―――――――…