目が覚めた瞬間、一番に直也に会いたいと思った。 無性に、直也の優しい笑顔が見たくなった。 私、生きてるんだよ、って。 ずっと直也のことが好きだったんだよ、って。 今すぐに伝えたくなったの。 「直也くんって…、浅野目くんと一緒にいた子?」 『はい!そうです!』 なんでお医者さんは、浅野目くんのことを知ってるんだろうか。 …いつもなら気になってしまうところだけど、今の私の頭は完璧にその言葉をスルーする。