チャラチャラした服装に、派手な髪。 典型的なギャル男みたいに振る舞って、かなり明るい性格。 …姉ちゃんに『親からもらった体に穴を開けるなんて…』と言われたから、ピアスは開けていない。 『……。』 結局は、強くなりきれていなかった。 ギャル男ファッションも、明るい性格も、ただ自分を守っていただけなのかもしれない。 『……っ。』 何かが振り切れたように、俺は姉ちゃんが死んでも流すことなかった涙を、地面へと流していった。