もしも愛未が、早く手術のことを打ち明けてくれていたら、未来は変わっていたかもしれない。 もしかしたら、ちゃんと笑顔で『頑張れ!』と送り出してあげていたかもしれないし、 俺は必死に、俺が愛未にできることを探していただろう。 ――…だけど愛未は、打ち明けるのが遅すぎた。 まだ、心がついていけていないんだ。 “私、手術受けるの” あの時愛未に言われた言葉、今でもはっきりと耳に残ってる。 最初、何を言われたか理解できなかったんだ。