“必ず、戻ってくるから” 一筋見えた、希望の光。 だけどそれは、まだまだ遠く、先が見えない。 直也の本心なのか、優しさなのか。 私に対する励ましなのか、それさえもわからないの。 『…ありがとう。』 私は、それしか言うことができなかった。 言えなかったの。 今の私には『待ってる』なんて、言う資格ない。 ――…直也が戻ってきた時。 私が生きてる保証なんて、どこにもないから。