傷だらけのラブレター




寂しく揺れるお医者さんの瞳を、ジッと見つめる。




私も、聞いた方がいいと思う。



私と同じ病気だった人、
私と同じ痛みを味わってきた人、



そんな人の生き方を知ることによって、何か得ることがあると思ったの。





「昔、僕が担当していた、愛未ちゃんぐらいの女の子がいたんだ。」





“同じくらいの女の子”



そんな言葉を聞いて、さらに高まる私の胸。



今まで同年代の子で、同じ病気にかかった人はみたことないから、色んな意味でドキドキする。