――…今思えば、最初からよくわからない奴だった。 イケメンでチャラいくせに、ピアスだけは開けてなくて。 なにも考えてなさそうで、妙に人の核心をつくのが得意。 …これが大事な出会いになるなんて、この時の俺はまだ知らない。 「2人両想いでしょ? 付き合っちゃえばいいじゃん。」 いい加減、我慢の限界がつきそうだった。 そんな時に、コイツが変な爆弾を落とすから。 俺のなかの何かが、ぷつりとキレる音がした。