傷だらけのラブレター




愛未が嬉しそうだと、俺も嬉しい。



愛未が楽しそうに笑えば、俺も心が温かくなる。




…愛未と俺の関係は、家族みたいなものでもあって、好きな人でもあって。



ずっと一緒にいた共同体みたいなもの。




愛未が幸せなのは嬉しいけど、その隣に俺がいないのは、やっぱり複雑だったりする。






「…本当に愛未ちゃんが好きなんだね~。」





――それは本当に、不意打ちのようなものだった。




『…は?』




聞き慣れない不審な声に、俺は一気に眉を寄せる。