傷だらけのラブレター









…ずっと前から、計画を立ててたの。



まず、直也の家にお邪魔して、普通にゲームなんかして過ごす。



次に、ケーキをいただいて、みんなで仲良くお喋りをする。




そして最後、お別れの時間。


直也はいつも、私の家まで送ってくれるから。



その時に、ラブレターを渡そうと思ってるんだ。




「ただいまー。」




隣の直也の家についた、私たち。



直也が、勢い良く扉を開け放す。



その瞬間、なかからはドタバタとせわしない音が近づいてきた。