恋愛ジャンキー *-甘い蜜に溺れて-*




 ※※※


「イヤならいいけど」


放課後、誘われるまま寄った、都築くんのおうち。

共働きらしい両親がいないから、家にはふたりっきりで……。

しかも流れでベッドに押し倒されてる状態で。


「無理させるつもりもねーし」


都築くんの胸を押すと、笑顔で言われる。

あくまでも、あたしの意見を尊重してくれるってスタンスの都築くん。


だけど、その微笑みが色気たっぷりで……、あたしの少しの抵抗なんか、この雰囲気に呑み込まれちゃえば、言葉になんかなるわけない。


甘い音色に誘われるまま、このまま溶けてベッドに吸い込まれそう。


「そ、そうじゃなくて……」

「……うん?」


話してる間も、おでこだとか頬、顎のあたりにキスで触れる。

……都築くんも多分、あたしが本気で嫌がってないのを分かってるんだと思う。