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「イヤならいいけど」
放課後、誘われるまま寄った、都築くんのおうち。
共働きらしい両親がいないから、家にはふたりっきりで……。
しかも流れでベッドに押し倒されてる状態で。
「無理させるつもりもねーし」
都築くんの胸を押すと、笑顔で言われる。
あくまでも、あたしの意見を尊重してくれるってスタンスの都築くん。
だけど、その微笑みが色気たっぷりで……、あたしの少しの抵抗なんか、この雰囲気に呑み込まれちゃえば、言葉になんかなるわけない。
甘い音色に誘われるまま、このまま溶けてベッドに吸い込まれそう。
「そ、そうじゃなくて……」
「……うん?」
話してる間も、おでこだとか頬、顎のあたりにキスで触れる。
……都築くんも多分、あたしが本気で嫌がってないのを分かってるんだと思う。



